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暴れたり、抵抗したんじゃない? [司法]

私が車を運転できなくなってから、暑かったり、寒いときには、帰り道は美容院が送ってくれるようになったが、それでも最寄りのその美容院へは母は、ぼっちりぼっちり老人車を押して歩いていくのである。

こちらが気を付けていても不心得な人間は、横着して、歩道を我が物顔で自転車を連ねて高速で引っ掛けるように走っていったり、あるいは幅寄せするように道の端に寄せてくる車もいる。だから、そういう中を年寄りが老人車を押して歩くという行為は本当に危険なのだが、やっている方はそんなことに頓着しない。

そういう中を身だしなみとして母が、美容院に行くことを止められるものではないので、何もなければいいがと案じながら送り出す私の心持ちはいつも穏やかざるものがある。
その美容院で、未だに車が使えないことや、私が裁判中であることを母が聞かれて、本当に、事実を皆さんには、知って欲しい、そう言うのだが、現実には信じられないらしい。

保釈請求が全く、聞く耳持たずで、却下され続けて、母が二ヶ月半余、不自由な一人暮らしを強いられたことに関しても「息子さんが、暴れたり、抵抗したんじゃないの?」そのように居合わせた人たちが皆、口々にそう言って、事実を信じてもらえなかった、そのように、帰ってきて、こぼしたことがあったが、相変わらずらしい。

人質司法とは、こういう体験をした人でないと耳にしない言葉だが、逮捕、拘留という被疑者を拘束しての検察の有利な公判進行を図るという前時代的な事を、裁判官が協力して被疑者を罪に落としていくというやり方、どう考えたって、公正とは思えないのだが、当事者意識の希薄な裁判官には、所詮、起訴されるような人間は虫けら同然という感覚があるようだ。

だが、検察官はもとより、裁判官にさえそのような、嘘とか、事実に基づかない事で、不当に拘束する権限は与えられていないはずだが、現実には適当な理由で拘束し続けるのである。

公判の中で検察官が非常識な事を私にしつこく聞いてきた。しつこく実態に即さないことを言っているのは検察官である。だからそのことを常識的な内容を持って指摘して、もっと事実関係をはっきりさせる内容の質問にさせようと、指摘した途端に、「事実を言え」そう間に入ってきたのが裁判長である。

その裁判長は保釈請求を却下し続けた裁判所の責任者であるし、自身、何度も却下し続けた張本人なのだが、彼が却下し続けた理由には事実は一つもなかった。恐れがある、可能性が高い、そういう文言は事実とは言えないものだ。これらは、検察官が私が担当の警官や相手側を脅して自己に有利な証言をさせるとか、あるいは、罪を恐れて逃亡する、それらの言葉に修飾されて付けられた言葉である。

つまり事実ではなく、勝手な推測の言葉でしかない。しかるに、自身は公判の中で検察官があまりに稚拙なので、助け舟を出して、検察官に対しての発言を「事実を言え」そう言ったのだが、ちゃんちゃらおかしい。言行不一致を自身が行なっていて、論理的展開も何も無視しての裁判指揮を行なっている。

年長者の俺様に偉そうな口を聞く、お前は何者だ? そう言ってしかるべき屑裁判長に対して、相変わらず弁護士も当事者意識を持ってくれないのだが、彼らも私が暴れたり抵抗したと思っているのだろうか、そう思う。

何故なら、裁判官に悪意があるのはわかる、でもうーさんとどちらが先にそういうものを出したかわからない、そういう言い方をした。

留置場内では留置管理課員も留置されていた人たちも私には同情的で、とても検察がそのように吹き込むような対象ではないことわかっているし、留置管理課の警官も保釈に関して色々アドバイスをしてくれたくらいなので、私の方が何かをやらかしたり裁判官に悪意をむき出しにしたというものではない。

だいたい、二箇月もお日様を拝めない状況にされている人物がどのように裁判官に悪意を伝えられるというのか? 悪意は一方的に裁判官の方からやられていたという一方的なものであって、そういうことの認識ができないのが弁護士なのだ。だから色々なことでギャップが生じる。

塀の中とか、留置場とか一番知っているべき弁護士にして、全く実情を分かっていないのだから、一般の人が、私が地裁レベルでは全く保釈許可が降りなかったということ、「暴れたり、抵抗したんじゃない?」そういうのも無理からぬことかと思う。しかし、本当に、それでいいのだろうか?
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亀仙人 孝禎

塀の中は、中で生活した者で無いと分からないと思います。
2週間も『缶詰』にされたら、恐らく何も知らない人なら気が狂いそうになるでしょうね。

この季節や、正月を塀の中で過ごす無実の人達も数多くいる筈です。
表沙汰にならないだけで、裏では結構・・・。
by 亀仙人 孝禎 (2011-12-24 19:05) 

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