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李下に冠を正さず [政治]

森友学園問題、国民の多くは安倍晋三の説明や政府・与党の態度に納得していないらしいが、こんなもの、本来ならばさっさと処理して国民がより求めるものの審議に時間を回せばいいもの、安倍晋三が「自身や夫人が関わっていたら衆議院議員も首相も辞める」そのような趣旨の大見得を切った事が、安倍晋三の保身優先で事実究明どころか隠蔽行動に与党が終始して問題を長引かせている。

日本や中国にとどまらず、つまり洋の東西を問わず、色々な格言や諺があり、それらは我々の行動を律したり、おかしな行動はおかしな結果をもたらす事を警告している。

掲題の言葉も中学や高校での漢文を習った時に、だいたい一緒に習う言葉だと思う。
疑われる行動をとるな、という事だが、用いられている言葉を見れば、庶民にこそ当てはまるような内容だが、しかし、多くは役人にこそ、発せられている警告と取るべきである。

李を取るように見えたって、取っていなければ注意されることも罰せられる事もないはずであり、それを疑って、注意したり罰することは、それをした側にこそ問題がある、そういう事ではないだろうか。これが封建時代と法治による近代との差だと思う。

首相及び首相夫人が肩入れしている森友学園、そのように読んだ財務省官僚たちの忖度、これが問題だとしているのだから、その事実の有無を究明し、その事実があれば、そういうことをなくす、役人への縛りを入れた法律を作ればいいだけ。ああだこうだ言っても、法律的に責任を問えず、道義的にまずい、そういう事であれば、そういう法案を作ることで与野党で協力していけばいいだけ。

法で罰せられないからいいんだ、などと思ってはいけない。何故ならば法とは人間が作るものだから、完璧ではない。つまり本来あるべき姿になっていないものがあれば、あるべき姿にする、そうあるべき。

ここで問題なのは、国民の財産とも言うべき国有地の払い下げが、今回は、結果としてごみ処理等の費用問題と絡めば、決して国庫としてマイナスにはなっていないかもしれないが、そうでないケースもあるのだから、当事者の評価など疑われるような処理のみで行ってはいけない、そういう事を立法化するべき、という事だろうか。

官僚が国民の財産を勝手に減価して一部の人間への便宜を図るべきではない、そういう事だろう。しっかり罰則付きで立法するべきである。
時の政府の顔色を窺い、国民の生命・財産をないがしろにする、こういう事が官僚の中で日常的に行われたり体質として蔓延している、これが問題というか重大な問題という事なのだ。

国民への奉仕が目的の公務員にして国民よりも政府や閣僚への奉仕を優先する事があってはならないはずなのだが、役人にそういう事があればそれこそ政権を預かっている政府・与党の重大な責任問題であり、即刻、政権の座から降りるべき、そういうものだ。

国民主権、主権在民と言った方がいいだろうか、この事を理解していない官僚の存在を許すことが政府の怠慢である事、もっと政府の人間が理解するべきなのだが、どうもこの国の議員や役人たちは行政とか国の成り立ちとか税金とか、そういう事についてあまりにも鈍感すぎる。
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